根っこワークのチカラ

良く晴れた24日の日曜日、都内で開催されたふたつのイベントに参加するため、上京してきました。ひとつは「アースディ東京」 http://www.earthday-tokyo.org/ もうひとつは取引先でもある「らでぃっしゅぼーや」が主催したチャリティーイベントです。 http://corporate.radishbo-ya.co.jp/info/info_571.html 好天のおかげもあって、どちらも大盛況。多くの仲間とも再会でき、状況が状況なだけに、有意義な時間を過ごしました。

われわれのような、ひとさまの口に入るものを生産している者にとって、同じ志でものづくりをしている仲間は、どこか「根っこ」でつながっているような深い結びつきを感じることがあります。もちろん、それを買って下さるお客さまも含めて。そんなつながりを、勝手に「根っこワーク」と名づけました。当日、インタビューを受けながら、ふと、湧いたコトバです。ただ、お金とモノのやりとりではなく、そこに「意思」のあるつながり。そこに身を置いていることを、改めて心強く感じました。

「我、汝の意見に反対す。されども、汝の意見する権利、死すとも擁護せん」・・・私が学生時代に在籍していたクラブには、そんなモットーがありました。

人それぞれ、立場も経験も意見も違うのはあたりまえです。しかし、違うことを認めないことから諍いは起こるのだろうと思います。

少しひねくれた考えなのですが、「ひとつになろう、ニッポン」といわれても、国がひとつになって戦争に向かっていった過去を考えると、素直に同意できないところもあります。

ひとつになんか、ならなくていい。ただ、それぞれがそれぞれに今回のことを捉え、考え、そしてなんらかの行動に反映できれば、それでいいのではないでしょうか。

みんな、自分にできることを探しています。